ソーシャルメディア時代の音楽コミュニティの未来
音楽をマネタイズしていく上で、コミュニティの存在はひとつのカギを握る。ソーシャルメディアで音楽ビジネスに光を灯すには、コアファン同士をつなげることと、コアファンから潜在層や顕在層、ライトファン層へ階層を引き上げ、ファンのレイヤーをあげることが重要だ。
音楽をマネタイズしていく上で、コミュニティの存在はひとつのカギを握る。ソーシャルメディアで音楽ビジネスに光を灯すには、コアファン同士をつなげることと、コアファンから潜在層や顕在層、ライトファン層へ階層を引き上げ、ファンのレイヤーをあげることが重要だ。
「ソーシャルメディアに取り組むか、取り組まないか」から「ソーシャルメディアと向き合っていくか」というフェーズに時代は変わりつつある。twitterやfacebook、Youtubeのアカウント開設ラッシュから徐々にそれぞれのソーシャルメディアでの役割や目的、ユーザとコミュニケーションを取るかが次の課題となっている。
音楽を共有することで生まれたチャンスを最大化させることができる。クワトログラフで共有と共感の架け橋を作り、音楽的関与の高い層への購入までのアプローチを最適化させる。ソーシャルを用いて、音楽的関与の高い者同士をつなげ、ソーシャルから音楽的関与の高い層から音楽的関与の低い層へつなげる。自分ゴト化から仲間ゴト化へ広げる。
この度、私・高野修平は出版させて頂くことになりました。タイトルなどは未定ですが、テーマはこのブログのテーマそのまま『ソーシャルメディア時代の音楽ビジネス』になります。あくまでソーシャルメディアマーケティングの立場から、そして、いち音楽を愛するひとりのリスナーとして、少しでも音楽に恩返しができればと思っています。
このブログを立ち上げて半年あまり、本当に多くの方に読んで頂きまして、ありがとうございました。先日、デジタメというセミナーで講演させて頂いたことや2011年も終わりということで、まとめも含め今回は本ブログで好評だった記事トップ10をお送りしたいと思います。
「共有」→「共感」→「共鳴」の円環を生み出し、「共有」→「共感」→「共鳴」へ。そして、また回りまわって「共有」→「共感」→「共鳴」へ。『エクスペリエンス:体験』をソーシャルで循環させる方法はまだまだ可能性がある。
音楽の単位はどんどん細分化され始めている。アルバムやアーティストという単位が分解され、1曲1曲にフォーカスされるようになってきた。それは一長一短あると思うのだけど、今回はこの分解されている時代のレーベルについて考えてみたい。
ソーシャルメディアを使えばなんかすごいことができるらしいと言う。果たして本当にそうだろうか?今回はインディーズアーティスト中心に(メジャーアーティストにも当てはまる)タイトルにある『100Tribe(ワンハンドレッドトライブ)』について考えてみたい。
mixiページが始まって約2ヶ月が過ぎた。アクセス解析もできるようになり、mixiページへの考察というものも増えてきた。今回は音楽やエンタメにおけるmixiページについて考えてみたい。
USTREAMの登場により音楽だけに限らず表現の幅は大きく広がった。USTREAMだけでなく、Youtube Liveも含め、こと音楽においてはライブをインターネットで生放送するという形が生まれた。ただの生放送ではなく、そこにソーシャルストリームという要素を加えることで今までにない形のパブリックビューイングが生まれたように思う。今回は通常のライブだけじゃないUSTREAMについて考えてみたい。
ソーシャルメディアと音楽ビジネスのブログを書いている私、高野修平でございますが、この度、12月7日と8日に行われるソニー・ミュージックコミュニケーションズさんが主催するセミナー『New Communication Seminar 2011「デジタメ!!」』に登壇させていただくことになりました。
先日、ノイタミナで大好評だったアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『あの花』はとても音楽を大事したアニメだったように思う。今回は『あの花』から広がるソーシャルメディアコンテクストについて考えてみたい。
私はソーシャルメディアと音楽ビジネスのブログを書いているので音楽一辺倒と思われるかもしれないが、実は学生時代映画を撮っていたりなどしていた映画大好き人間なのである。今回は映画『リリイ・シュシュのすべて』に登場するリリイ・シュシュの音楽プロジェクトとソーシャルメディアの関係について考えてみたい。
2011年11月、ついに日本においてSpotifyが始まる。といっても、日本人ユーザがSpotifyを利用できるのではなく、日本の音楽コンテンツを世界に発信するためにSpotifyが開始されるということだ。今回はSpotifyについて考えてみたい。
世界では8億人を突破し、日本で訪問者数1000万人を超え、アクティブユーザも500万人に達したと言われる世界最大のソーシャルネットワークfacebook。音楽業界に限らず多くの企業がマーケティングのために参入し、facebookページを設けている。今回は日本のメジャーレコード会社のfacebookページを取り上げて考えてみたい。
音楽を世界に届ける方法は圧倒的に増えた。それはソーシャルメディアによって圧倒的に広がった。facebook、myspcae、soundcloud言い出したらきりがないほど音楽を世界に届ける方法は溢れている。そんな中でリンクトインを使って音楽ビジネスのボーダーを超えることもひとつの選択肢としてあってもいいのではないかと思う。